ごあいさつ
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理事長
西村 良二
本財団は昭和59年(1984年)に福岡県認可の特定公益増進法人臨床研究奨励基金として発足した民間拠出の助成財団法人です。
平成25年(2013年)に内閣府認可の公益財団に移行した本財団の目的は医学、医療・生命科学領域の研究や技術開発を奨励、助成する事です。
病態の解明と治療法の開発、人々の健康維持と増進、公衆衛生の向上に寄与することで、下記の事業を行っています。
- 研究や技術開発への助成
臨床研究助成を行っています。年間10件程度の助成をしています。
それとは別に、コメディカル臨床研究助成を年間7件程度助成しています。 - 学術集会や社会啓発活動等に対する助成
- 人材育成や国際交流への助成
毎年1名程度ですが、日本人海外研修の助成、外国人学者招聘の助成を行っています。 - その他、目的を達成するために必要な事業
現在は若手外科医国内外研修の助成をしています。
最近の生命科学研究は厳しい研究費の獲得と優秀な人材の育成が喫緊の課題となっています。しかし、わが国の研究環境と研究費は決して豊かとはいえない状況にあり、このままでは決定的な遅れをとる怖れがあります。
研究と教育、人材育成は未来への最高の贈り物です。本財団は民間の一助成財団として、さらなる貢献を目指しています。
(令和4年6月20日)
設立趣意
生命科学、医学、医療に係わる研究と技術開発、国際的視野の人材育成、学術集会や社会啓発などの活動を助成、支援することによって、人々が健康で幸福に暮らせる社会の形成に貢献する。
沿革
昭和59年(1984) |
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3月:福岡大学病院10周年を記念して地元財界及び福岡大学の出資による福岡県知事認可の財団法人(試験研究法人、特定公益増進法人)として発足した。 当時福岡県、九州に助成財団は存在せず、出資財界人のみならず、福岡県下4大学の医学部長、大学病院長、福岡県及び医師会長が役員として協力した。 10月:臨床研究助成を開始する。(第1回) |
昭和62年(1987) |
日本人海外研修助成及び外国人学者招聘助成を開始する。 年報1号発刊する。 |
平成2年(1990) |
看護婦海外研修助成を開始し、平成7年(1995)まで6回にわたりメイヨークリニック、ペンシルバニア大学病院などで研修が実施された。その後、米国の医療事情悪化によって中止となる。 |
平成5年(1993) |
特別研究助成、学術集会助成を開始する。 |
平成11年(1999) |
福岡大学病院内から現在地へ事務局を移転する。 臨床医学、生命環境研究所及び治験審査倫理委員会を設置した。 |
平成12年(2000) |
アジア医学交流を助成する。 |
平成17年(2005) |
4月28日:20周年記念事業をおこなう。 |
平成25年(2013) |
4月1日:法人法改正により内閣総理大臣の認可を受けて、公益財団法人へ移行した。 移行に際して臨床医学・生命環境研究所及び治験審査倫理委員会を廃止した。 |
平成27年(2015) |
設立30周年記念特別臨床研究を助成する。 |
平成30年(2018) |
若手外科医国内研修助成を開始する。 |
平成31年(2019) |
設立35周年記念事業を行う。 |
令和1年(2019) |
コメディカル臨床研究助成を開始する。 |
アクセス
住所 |
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〒810-0041 福岡市中央区大名2丁目8番1号 肥後天神宝ビル5F |
電話番号 |
092-738-5111 |
事務業務時間 |
毎週月~木曜日 AM10:00~PM4:00 |
役員等名簿
公益財団法人 臨床研究奨励基金
令和6年7月1日現在
会長 | 佐藤 尚文 | 株式会社九電工 | 相談役 |
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理事長 | 西村 良二 | 医療法人恵愛会 福間病院 | 理事長 |
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専務理事 | 井上 亨 | 白十字病院 脳卒中センター | センター長 |
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理事 | 赤司 浩一 | 九州大学 | 医学部長 |
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小玉 正太 | 福岡大学 | 医学部長 | |
中村 雅史 | 九州大学病院 | 病院長 | |
樋口 和光 | 九州電力株式会社 | 地域共生本部長 | |
部谷 由二 | 西日本鉄道株式会社 | 顧問 | |
三浦 伸一郎 | 福岡大学病院 | 病院長 |
監事 | 中溝 英俊 | 元株式会社福岡放送 | 専務取締役 |
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矢加部 浩一 | 福岡寿税理士法人 | 公認会計士 |
評議員 | 青柳 俊彦 | 九州旅客鉄道株式会社 | 代表取締役会長 |
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大曲 昭恵 | 福岡県 | 副知事 | |
川浪 大治 | 福岡大学医学部 | 教授 | |
坂本 雅子 | SOS子どもの村JAPAN | 常務理事 | |
須藤 信行 | 九州大学病院 | 副病院長 | |
鶴田 哲朗 | 鶴田法律事務所 | 弁護士 | |
富永 隆治 | 福岡和白病院 | 院長 | |
藤井 清孝 | 北里大学 | 名誉教授 | |
横尾 誠 | 株式会社西日本新聞社 | 編集局長 |
審議会委員 | 青柳 邦彦 | 日本赤十字社 福岡赤十字病院 | 院長補佐 |
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出石 宗仁 | 福西会病院 | 医師 | |
井上 亨 | 白十字病院 脳卒中センター | センター長 | |
尾籠 晃司 | 福岡国際医療福祉大学医療学部 | 教授 | |
田村 和夫 | 福岡大学 | 名誉教授 | |
中嶋 恵美子 | 公立大学法人 下関市立大学 | 特命教授 | |
中村 純 | 医療法人社団新光会 不知火クリニック | 院長 | |
渡辺 憲太朗 | 医療法人西福岡病院 | 院長 |
顧問 | 鎌田 迪貞 | 元九州電力株式会社 | 特別顧問 |
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寄付金等のお願い
本財団は、医学・医療、生命科学領域の研究や技術開発を奨励、助成しています。
病態の解明と治療法の開発、人々の健康維持と増進、公衆衛生の向上に寄与する下記の事業を行っております。
- 研究や技術開発への助成
- 学術集会や社会啓発活動等に対する助成
- 人材育成や国際交流への助成
- その他、目的を達成するために必要な事業
これらの事業費は昭和59年設立以来、基本財産の運用益と寄付金によって賄ってきています。そしてその活動は教育・研究機関や医療および医療関連施設、また研究者や医療関連従事者から高い評価を頂いています。
ところで最近の生命科学研究においては、研究費の獲得と優秀な人材の育成が喫緊の課題になっております。しかし我が国の研究環境と研究費は豊かとはいえない状況にあり、このままでは決定的な後れを取る怖れがあります。
このような状況の中、本財団は民間助成財団として、その活動をさらに充実・発展させ、社会および研究者の要請と期待に応えて参る所存です。
つきましては本財団の趣旨にご賛同頂き、ご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。
なお寄付金は、本財団の「寄付金等取扱規程」に則り、適正に使用いたします。また本財団は「公益財団法人」ですので、寄付された個人、法人には税法上一定の優遇措置が認められております。
公益財団法人 臨床研究奨励基金
理事長 西村 良二
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